温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?たっきーママさん流“とろとろ”に仕上げるコツ

温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?たっきーママさん流“とろとろ”に仕上げるコツ
熱湯に入れて放置するだけのはずなのに、なぜか固まらない、逆に火が入りすぎる…。そんな“温玉迷子”になっていませんか?今回は料理研究家・たっきーママさんに、失敗しない“とろとろ温玉”の基本の作り方を教えていただきました。
話題の記事がLINEで届く!今すぐ友だち登録 >
フーディストノート
フーディストノート
2026/3/11
2026/3/12
11,389 view
81
ハテナアイコン

    お話を伺った方

    たっきーママさん
    たっきーママ(奥田和美)さん

    料理研究家。2人のお子さんをもつ4人家族。「フーディストアワード」お弁当部門で3年連続グランプリを受賞。2016年に発表された「第3回 料理レシピ本大賞 in Japan」の「料理部門」で入賞。著書『たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当』も好評発売中。

    「放置するだけ」のはずなのに…温玉が失敗する原因とは?

    ──料理のおいしさや見た目を格上げしてくれる「温玉(温泉卵)」ですが、「なぜか固まらない」「逆に火が入りすぎる」といった声も少なくありません

    「温玉って、“熱湯に入れて何分か放置するだけ”という作り方をよく見かけますよね。でも、じつはそこが落とし穴なんです。

    同じ時間で作っても、鍋の大きさや湯量、卵の温度によって仕上がりは変わります。条件が少し違うだけで、黄身がゆるすぎたり、逆に固まりすぎたりすることもあるんですよ」

    ──時間だけ守れば大丈夫、というわけではないんですね

    「そうなんです。“◯分放置”という数字だけがひとり歩きしがちですが、じつはその前提となる条件が大事なんです。

    例えば、鍋が大きすぎるとお湯の温度が下がりにくく、逆に小さすぎると温度の変化が大きくなります。卵の個数が増えても、お湯の温度は下がりますよね。

    それに、冷蔵庫から出して少し置いた卵と、出したての冷たい卵でも火の入り方が変わります。だから“毎回同じに作っているつもり”でも、じつは条件がそろっていないことが多いんです」

    ──なるほど、意外と繊細なんですね

    「逆に言えば、条件をそろえてあげればちゃんと安定します。難しく考えなくても大丈夫。ポイントを押さえれば、家でも市販みたいな温玉が作れますよ」

    たっきーママさん流!失敗しない“とろとろ温玉”の作り方

    温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?とろとろに仕上げるコツを解説

    ──たっきーママさんが実践している、安定して作るための具体的な方法を教えてください

    「基本はとてもシンプルです。でも、条件をきちんとそろえるのがポイントです」

    1. 20cm前後の鍋に水1000~1200mlを入れて火にかける。
    2. しっかり沸騰したら火を止め、冷蔵庫から出したての卵を2個、そっと入れる(卵同士はできるだけ離す)。
    3. ふたをせず、そのまま12分放置
    4. 氷水、または冷たい流水にさらしてしっかり冷やす。

    温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?とろとろに仕上げるコツを解説

    「これで、黄身がとろっと流れ出るくらいのやわらかさになります」

    成功率をぐっと上げるポイント

    ──より失敗しにくくするためのコツはありますか?

    「いくつかありますよ。作り方の中でも触れましたが、特に意識してほしいポイントを改めてまとめますね」

    • 鍋のサイズはできるだけ一定にする(私は19cmの鍋を使っています)
    • 必ずしっかり沸騰させてから火を止める
    • 卵は冷蔵庫から出したてを使う
    • 卵同士はくっつけず、少し離して入れる

    温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?とろとろに仕上げるコツを解説

    「卵が4個になる場合は、15分ほど放置するとちょうどいいです。もう少し硬め、市販の温玉のような仕上がりにしたいなら、放置するときにふたをしてください。薄手の鍋もふたをしたほうが安定します」

    ──やはり“同じ条件で作る”ことが大事なんですね

    「そうなんです。できるだけ同じくらいの鍋で、同じ湯量で作ること。何度か試して、自分の好みの時間を把握していくのが一番確実ですね(笑)。ちょっとした実験です」

    割るときに白身が殻にくっつく…そんなときは?

    ──きれいに割れない、という悩みもよく聞きます

    「ありますよね。割ったら白身が殻にたくさん残ってしまうこと。 そんなときは、割る前に卵を10回ほど軽く振ってから割ってみてください。中の白身がゆるんで、つるんと出やすくなりますよ」

    温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?とろとろに仕上げるコツを解説

    ──それは知らなかったです

    「ちょっとしたことですが、見た目がきれいに仕上がるのでおすすめです」

    もう市販を買わなくて大丈夫

    簡単そうでいて、じつは条件に左右されやすい温玉。でも、ポイントを押さえれば自宅でも安定して作れるようになります。

    「慣れてしまえば本当に簡単です。どんぶりや麺類、サラダにのせるだけで満足感がぐっと上がりますよ。ぜひ気軽に試してみてくださいね」 とたっきーママさん。

    温玉(温泉卵)の作り方で失敗する原因とは?とろとろに仕上げるコツを解説

    温玉が安定して作れるようになると、いつものどんぶりや麺類がぐっと格上げされます。この機会に、自分好みの“とろとろ加減”を見つけてみてくださいね。

      この記事のキーワード
      関連記事

      Campaignキャンペーン

      たっきーママ(奥田和美)」の人気ランキング
      新着記事