野菜のプロ直伝!「ブロッコリー」の基本・豆知識・調理のコツ
青髪のテツ(@tetsublogorg)
野菜のプロ・青髪のテツが教える!おいしい野菜の選び方・保存方法

野菜のプロ直伝!「ブロッコリー」の基本・豆知識・調理のコツ

スーパー青果部歴10年の野菜のプロ・青髪のテツさんに、野菜の基本からおすすめの食べ方までを教わるフーディストノート公式連載。今回ご紹介する野菜は、栄養満点で積極的に食卓に取り入れていきたい「ブロッコリー」です。ぜひチェックしてくださいね♪
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2023/1/10
2025/5/22
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    こんにちは。

    スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

    今回は「ブロッコリー」についてご紹介していきます。

    ブロッコリーは年中お店に並んでいるので、旬がいつなのかわからない方も多いかと思いますが、寒い季節が旬なのです。

    それでは早速、鮮度がよくておいしいブロッコリーの選び方からご紹介していきます。

    おいしいブロッコリーの選び方

    鮮度のよいブロッコリーを選ぶときは、以下の3つのポイントをチェックしてくださいね。

    ・鮮やかな緑色をしている

    ・蕾がかたく閉じている

    ・茎の切り口に穴があいていない

    それぞれ詳しくご紹介します。

    ブロッコリーは鮮やかな緑色のものを選ぶ

    まず、ブロッコリーは基本的に鮮やかな緑色のものを選びましょう。収穫から時間が経つと、花が咲いて蕾が黄色く変色していきます。そのようなブロッコリーは食味が悪くなっているので、避けるようにしてくださいね。

    ブロッコリーは蕾がかたく締まっているものを選ぶ

    また、ブロッコリーは鮮度が落ちてくると、蕾がフワフワとやわらかくなります。春に採れるブロッコリーは最初からやわらかくなっていることもあるのですが、冬に採れたブロッコリーは蕾がかたく閉じているものを選びましょう。

    ブロッコリーは茎の切り口を見て選ぶ

    最後に茎の切り口の状態をチェックします。茎の切り口の中央に穴があいているものは、スジっぽい食感になります。切り口がみずみずしく、穴があいていないものを選んでください。

    それから、鮮度とは関係のない話ですが、冬になると蕾が紫色に変色したブロッコリーが多く出回ります。これはブロッコリーが寒さにあたってアントシアニンという天然色素が出ている証拠です。寒さにあたったブロッコリーは甘くておいしいので、積極的に食べていただけるとうれしいです。

    ※寒さにあたってもアントシアニンが出ない品種もあります

    また、白っぽい粉がついているものもありますが、ブロッコリーが生成する成分であって有害なものではありません。安心して食べてくださいね。

    ブロッコリーの保存方法

    冷蔵保存の場合

    ここからはブロッコリーの保存方法についてご紹介していきます。

    室温にもよりますが、ブロッコリーは3日ほど常温で保存すると、ビタミンCの量が半分程度にまで減少してしまうといわれています。そのため、必ず冷蔵保存もしくは冷凍保存をしてください。

    冷蔵保存をする場合は、以下のような手順で保存してください。

    ブロッコリーはよく洗って保存する

    1. よく洗う

    ブロッコリーは水気を拭き取って保存する

    2. 水気をしっかりと拭き取り、ペーパーで包む

    ブロッコリーは保湿して保存する

    3. 保存袋に入れて冷蔵室へ

    ブロッコリーは暑さと乾燥に弱いので、必ずペーパーで包み、さらに袋に入れて保湿をしたうえで保存しましょう。

    またブロッコリーは冷蔵庫の野菜室ではなく、冷蔵室で保存しましょう。ブロッコリーの最適保存温度は0〜5℃です。野菜室だとブロッコリーにとっては暑すぎるため、傷む速度が早くなってしまいます。スペースに余裕があれば冷蔵室で保存してくださいね。

    冷蔵保存したブロッコリーの保存期間は1週間程度です。

    ただし、すべてのブロッコリーの傷む速度が同じというわけではありませんし、水溶性の栄養素は時間が経つにつれて失われていってしまいます。保存期間はあくまでめやすなので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。

    冷凍保存の場合

    ブロッコリーは冷凍保存も可能です。冷凍保存をする場合は、以下のような手順で保存してください。

    ブロッコリーの冷凍はまず小房に分ける

    1. 小房に分ける

    ブロッコリーを冷凍するときはかために茹でる

    2. かためにゆでる

    ブロッコリーを冷凍するときは水気をしっかり拭き取る

    3. 水気をしっかりと拭き取る

    ブロッコリーを冷凍するときは小分けにラップする

    4. 使いやすい量になるように小分けし、ラップで包む

    ブロッコリーを冷凍するときは冷凍保存用袋に入れる

    5. 保存袋に入れて冷凍庫へ

    冷凍したブロッコリーの保存期間は1か月程度です。

    調理するときは、凍ったままの状態で煮込み料理や炒め物に使用してください。

    ブロッコリーの豆知識

    ブロッコリーの茎の皮はむかないとスジっぽくて食べにくいのですが、きれいに取り除くのはなかなか面倒ですよね。

    そこで茎の皮を簡単にむく方法をご紹介します。

    ブロッコリーの芯の皮の剥き方

    1. 皮のみに1本縦に切り込みを入れる

    ブロッコリーの芯の皮の剥き方

    2. 電子レンジ(600W)で1分間加熱し、粗熱が取れるまで待つ

    加熱したブロッコリーの皮を手でむく

    3. 手で皮をむく

    スルスルとむけるので気持ちよいですよ。ぜひ一度お試しくださいね。

    おすすめのブロッコリーの食べ方

    ブロッコリーとえびの炒めもの

    私が個人的に好きなブロッコリーの食べ方は、ブロッコリーとえびの炒め物です。

    ブロッコリーに豊富に含まれているビタミンCは、えびに多く含まれているたんぱく質と相性抜群。一緒に摂取することでコラーゲンの生成が促されます。

    もちろん、たんぱく質が豊富に含まれている肉や牛乳といった、他の食材と組み合わせていただくのもおすすめです。

    みなさんのお好きな組み合わせで食べて、効率よく栄養を摂りましょう。

    最近の野菜トピック

    厳しい寒さが続いていますね。

    今回ご紹介したブロッコリーをはじめ、キャベツ、白菜、ほうれん草などの葉菜類や、大根、にんじんなどの根菜類は、気温が下がると糖度が高くなっておいしくなります。

    これは野菜自身が凍ってしまわないように、糖を生成して自身の水分の氷点を下げているためなのです。

    この時期に甘くおいしくなった野菜たちをたくさん食べていただけたらうれしいです。

    ではまた次回の連載で!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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      Xフォロワー数75万人を超える(2026年4月現在)、スーパー青果部歴10年の野菜のプロ。野菜・果物の役立つテクニックや、価格の市場動向など価値ある知識をXやブログを中心に発信している。著書は『野菜売り場の歩き方』『おいしい野菜まるみえ図鑑』『やさいのトリセツ』など。

       

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